志那都比売神
【別名】
国御柱命(クニノミハシラノミコト)
志那戸辨命(シナトベノミコ)
級長戸辺命(シナトベノミコ)
【神性・神徳】
風の神
神産みの段でイザナギ・イザナミ二神の間に生まれた。風の神とされる。志那都比古神と対とされ女神とされる。日本書紀では神産みの第六の一書で、イザナミが朝霧を吹き払った息から級長戸辺命(しなとべのみこと)またの名を級長津彦命という神が生まれ、これは風の神であると記述している。シナトベは、神社の祭神としては志那戸辨命などとも書かれる。神名の「シナ」は「息が長い」という意味である。古代人は、風は神の息から起きると考えていた。風は稲作に欠かせないものであるが、台風などの暴風は人に大きな被害をもたらす。そのため、各地で暴風を鎮めるために風の神が祀られるようになった。
【祀られている神社】(以下は祭神名として記載のある神社です。総称がある場合はそちらも参考にしてください)
龍田大社
姉埼神社
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