TOP  はじめに  お参りの作法  御朱印の世界  神社一覧  八百万の神々  御芳名帳  参拝記(Blog) 
神一覧≫

猿田毘古神サルタヒコノカミ

【別名】
猿田彦命(サルタヒコノミコト) 
【神性・神徳】
導きの神、道の神、旅人の神

邇邇芸尊が天降りしようとしたとき、天の八衢(やちまた)に立って高天原から葦原中国までを照らす神がいた。その神の鼻長は八咫、背長は七尺、目が八咫鏡のように、またホオズキのように照り輝いているという姿であった。そこで天照大神と高木神は天宇受売命(あめのうずめ)に、その神の元へ行って誰であるか尋ねるよう命じた。その神が国津神の猿田彦で、邇邇芸尊らの先導をしようと迎えに来たのであった。
邇邇芸尊らが無事に葦原中国に着くと、邇邇芸尊は天宇受売神に、その名を明らかにしたのだから、猿田彦を送り届けて、その名前をつけて仕えるようにと言った(日本書紀では、猿田彦が天鈿女命(あめのうずめ)に自分を送り届けるように頼んだとなっている)。そこで天宇受売神は「猿女君」と呼ばれるようになったという。猿田彦は故郷である伊勢国の五十鈴川の川上へ帰った。
猿田彦は伊勢の阿邪訶(あざか。旧一志郡阿坂村(現松阪市))の海で漁をしていた時、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれ、溺れ死ぬ。この際、海に沈んでいる時に「底どく御魂」、猿田彦が吐いた息の泡が昇る時に「つぶたつ御魂」、泡が水面で弾ける時に「あわさく御魂」という三柱の神様が生まれた。

【祀られている神社】(以下は祭神名として記載のある神社です。総称がある場合はそちらも参考にしてください)
高輪神社  椿大神社 

■お勧めの逸品


日本の神々神徳・由来事典

このサイトの作成の参考にもしています。 神々のイラスト付きで由来・神徳、そして祀られている主要神社の紹介をしています。 また、巻末には全国一の宮ガイドもついています。お薦めの1冊です。
【送料無料!】



図説地図とあらすじで読む古事記と日本書紀

古事記と日本書紀は何が違うのか、日本の神々と古代史の関わりとは―「記紀」の世界観が一目でわかる。
【コンビニ受取で送料無料!】



お稲荷さんとエビスさまではどちらが頼れるか

金運・財運・商売繁昌、そして縁結びから開運出世、ビジネス成功まで。神だのみに応える、由緒正しい神さまや神社の魅力がいっぱい。
【コンビニ受取で送料無料!】


inserted by FC2 system